千姫銅像と姫路城の絶景が撮れる男山八幡宮
姫路城の外を巡ってみましょう。
まずは千姫の銅像からです。
千姫は豊臣秀頼に嫁ぎましたが、大坂の陣の後、本多忠刻(ただとき)に嫁ぎ、姫路城に入城しました。
忠刻との間には勝姫が生れましたが、忠刻は若くして亡くなり、その後は江戸で余生を過ごした女性です。
姫路城の近くに銅像が建っているという事は、今でも姫路の人に慕われているんですね。
↑この千姫銅像は、姫路城の西側にある市之橋という信号ふもとにあります。
姫路城ではないんですね。
なので好古園を巡った後、西に進むのがいいです。
↑そして北に進むと男山八幡宮と同じ山に千姫天満という千姫ゆかりの神社もあります。
ココもあわせてチェックしたいです。
姫路城から少し離れていますので、レンタサイクルだとラクラクに行けます。
↑まずは入口の鳥居をチェック!
これは延宝七年(1679)に姫路城主だった松平直矩(なおもり)が寄進したものです。
この男山には八幡社が祀ってあり、歴代の姫路城主は武運長久を祈って保護しました。
直矩もそのひとりで、寄進した鳥居が数百年も残っているのがスゴイですね。
↑そして千姫天満宮。
千姫は天神(天満宮・菅原道真)を信仰していたといわれ、大坂の陣の後、本多忠刻と再婚し姫路城に移った後には千姫は本多家の繁栄を願い元和九年(1623)年に男山に天満宮を建立し6枚の羽子板を奉納しました。
この場所は、当時千姫が生活していた姫路城西の丸から拝礼出来るように東向きに造営されており、千姫は長局の廊下からいつも拝礼していたそうです。
ちなみに千姫が奉納した羽子板に肖って絵馬は羽子板の形になっており、今でも残っています。
この千姫天満宮のご利益は、学業成就、そして恋愛成就といわれています。
これは忠刻と千姫の夫婦仲の良さからこうしたいわれができたのでしょう。
↑千姫天満宮の屋根を見てみると…
やはり葵の御紋がありました。
千姫は徳川家康の孫にあたり、江戸幕府二代将軍・徳川秀忠の娘でもありますので、この御紋なんですね。
↑そしてどんどん登ります!
すると頂上に着きますが、ココは配水池公園という水源地なんですね。
でも頂上まで登ってきたのには理由があるんです。
ここから東南方向を見てみると…
↑なんと姫路城が見えました!
私が行った時には改修工事中でしたが、それでも正面以外に姫路城を見る事ができるスポットなのです。
実はこの男山配水池公園は、姫路城の絶景スポットである姫路城十景に指定されている場所。
なので写真家の方も多く訪れるスポットでもあります。。
さて、今回、千姫ゆかりの地をレポしてみましたが、私の感想は、姫路城に来たらこの男山配水池公園もチェックしておきたいスポットに思えました。
姫路城の楽しさは、周辺にも点在しているからです。
そういった意味ではココもそのひとつで、写真を撮るも良し!千姫を偲ぶも良し!のスポットなんですね。
姫路城から少し離れていますが、ココもオススメのスポットです。
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