千姫ゆかりの姫路城西の丸
姫路城の天守群がある西南方向に姫路城西の丸という場所があります。
もともとこの地は鷺山(さぎやま)というところで、現存する遺構は池田氏に代わり城主となった本多忠政の嫡男である忠刻と徳川家康の孫・千姫の居館があった場所です。
千姫はもともと豊臣秀頼の妻で、大阪の陣の後に本多忠刻と再婚し、姫路城に住みました。
その時、千姫の化粧料として10万石が与えられ、化粧櫓をはじめ多くの建造物が建てられました。
現在では姫路城に入城すると、この西の丸も無料で見学できます。
西の丸には、長局(ながつぼね)という長い建物が建っており、中も見学できます。
この長い廊下みたいな途中にいくつかの櫓があり、部屋があるんです。
西の丸長局の石垣。
ところどころ、大きな石が組み込んであります。
本丸みたいに石棺や墓石などは見当たりませんが、かなり壮大な石垣なので、どこかに組み込んであるのかもしれませんね。
また鷺山時代にあった岩盤も石垣の中に見る事ができます。
入口はワの櫓というところにあり、中は土足禁止になっていますので、靴を脱いでビニ−ル袋に入れて見学します。
もちろんココも無料なので、見学料を払う事はありません。
早速、中に入ろうとする前にチェックしたいものがあります!
姫路城西の丸長局のリ−フレット。
これも無料です。
姫路城の入口で渡されるものとは違い、西の丸長局に特化した内容になっています。
巡った後でも資料になりそうなくらい詳しいものなので、忘れずにゲットしておきたいですね。
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