姫路城以外の国宝の城はいくつある?
姫路城は国宝に指定されている城ですが、ほかにも国宝の城はいくつあるのか?
またどこの城なのか?
この記事では姫路城以外の国宝指定の城を紹介します。
まず結論からいうと、国宝指定の城は姫路城を含め2015年現在で5つあります。
ではほかの4城を見てみましょう。
彦根城
(滋賀県彦根市)
関ヶ原合戦後、後に徳川四天王のひとりと呼ばれる井伊直正が築いた城です。
もともとこの地には、石田三成の佐和山城があり、三成没後、佐和山城の代わりにこの地を治めるために築かれました。
幕末には井伊直弼が有名ですね。
現在では、ひこにゃんでしょうか。
松本城
(長野県松本市)
かつて武田信玄の時代にあった深志城の地に築かれた城です。
この地は北へ行けば越後(現在の新潟県)、東へ行けば甲斐(現在の山梨県)、南に行けば美濃(現在の岐阜県)という交通の要所でもありました。
犬山城
(愛知県犬山市)
もともとこの地に勢力を持っていた尾張守護代の織田氏一族が木之下城という平城を築き、隣国の美濃に対抗するために城を現在の地に移転したのが始まりです。
また尾張徳川家の付家老・成瀬氏で有名ですね。
松江城
(島根県松江市)
2015年に国宝指定となった松江城。
豊臣家三中老のひとりである堀尾吉晴の子・堀尾忠氏が関ヶ原合戦の戦功で24万石を得て月山富田城に入城して松江藩が成立しました。
しかし月山富田城は中世の山城であり、城下町を作るには不便だったので、かつて末次城という城があった亀田山に松江城を築城したのです。
以上、国宝の城は、姫路城、彦根城、松本城、犬山城、松江城(順不同)の5つという事です。
私の感想ですが、私はこれらの城を全て行って思ったことは、やはり国宝指定という城ですから、観光旅行もグッとくる満足感がありました。
その理由は、どこも観光に力を入れており、地域のおもてなしみたいな文化も培われているから、観光客としても快適なんです。
また外国人観光客も多いので、それだけ海外でも評価も高いという事がわかります。
規模は姫路城が一番大きいのですが、それでも姫路城にはない見どころをたくさん発見できた旅でした。
お城ファンはもちろん、観光旅行としてもこれらの城はオススメです。
この記事を読んだ人は次の関連記事もチェックしています
- 今の姫路城天守はだれが作った?そして歴代城主は?
- 今の姫路城天守はだれが作ったのか?そして歴代城主についての記事です。
- 妖怪伝説が残る姫路城の刑部姫とは
- 姫路城の妖怪伝説刑部姫について
- 戦国時代の姫路城は天守はあったのか
- 天守で有名な姫路城ですが、黒田官兵衛や秀吉の戦国時代には天守があったのでしょうか?またいつ頃に姫路城の天守が築かれたのか?
- 姫路城の魅力と世界遺産になった理由とは?
- 姫路城はなぜユネスコ世界遺産に指定されたのか?その理由と姫路城はどこが魅力的なのか?というポイントを書いてみました。