御着城址公園に行ってみた感想
御着城址公園に行ってみた感想です。
まず結果からいうと、満足!ということ。
その理由は以下の通り
・御着駅から徒歩10分くらい。そしてアクセスも非常にシンプル
・駅から歩いてくる途中に、旧山陽道やかつての御着城の天然の堀跡である天川がある
・姫路城とセットにしやすい
・大河でインパクト大の小寺政職の居城がココかと思うと想いもヒトシオ…
・現地案内看板の縄張り図が住宅地図に落とし込んであり、わかりやすい
・姫路市東出張が、お城チック!
・小寺氏ゆかりの小寺大明神の祠がある
・でも黒田家廟所の方が巨大だし、指定史跡
という理由があります。
また天川橋の下の堀跡などの遺構もチェックしておきたいですね。
さて、城というと、天守閣が残る姫路城などを思い浮かべがちですが、天守が無くても城といいます。
『天守が無くても城?!』と聞くと驚く人も多いのですが、天守が無くても城跡なんです。
滋賀県立大学教授の中井均氏は、著書である【日本の城郭 鑑賞のコツ65】で、天守=城郭ではないと言ってますし、歴史紀行作家の中山良昭氏も著書・【もう一度学びたい 日本の城】で、日本の城の概念に当てはまる漢字は【塞】という字で、封鎖されている空間を意味しているとあり、必ずしも天守が城というワケではありません。
という事を踏まえて、かつての御着城も天守が無かった城ですが、歴史、遺構は残っています。
正直、2014年大河ドラマ以前は、地元でもあまり知る人がいなかった御着城ですが、大河後は全国に知れ渡る様になりました。
これも片岡鶴太郎氏演じる小寺政職のインパクトのせいですかね。
さて、そんな御着城ですが、観光旅行で訪れる際、やはり単品では、あっという間に見終わってしまいます。
なので姫路城に+αといったカタチで訪れてみるとよいと思います。
姫路駅から御着駅までは1駅、4分です。
また姫路駅周辺に宿をとると、竹田城にも電車で楽に行けます。
いろんな旅プランを考えて、兵庫、姫路の観光を充実したものに組み立ててみるのもいいですね。
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