庭園を眺めながら食事もできる好古園
姫路城のすぐそばに好古園(こうこえん)という庭園があります。
正式には姫路城西御屋敷跡庭園といい、元和四年(1618)の本多忠政時代に造営されたと伝わります。
現在では発掘調査をもとに庭園として整備され、姫路城とセットで訪れる人も多い場所のひとつです。
↑好古園の入場料。
30人以上で割引があります。
↑しかし姫路城とのセット券もあるので、こちらがオトクですね。
場所も姫路城と近いですし、ランチとお土産がおすすめの家老屋敷公園も近く。
さらに大手門駐車場の道路の向かい側という事で、姫路城とセットにするにはちょうど良いです。
↑好古園の中は庭や建物など13の見どころから形成され、季節によって風景も違ってきます。
私が行った時は秋で、紅葉が美しかったです。
ところで好古園で是非チェックしておきたいものがあります。
↑それが花の庭にある目薬の木。
官兵衛ゆかりの黒田家には、秘伝の目薬があり、それを売って財を成したそうですが、その原材料がこの目薬の木です。
好古園の方の説明では、葉ではなく、木の皮を使っていたそうですが、秘伝の目薬だけあって詳細な作り方は伝わっていません。
大河ドラマでもたびたび出てきた黒田家の目薬ですが、原材料はこれだったんですね。
もちろん、採ってはイケマセン!
↑また園内には、実写版・るろうに剣心のロケ地もあります。
映画のセットとして作られたワケではなく、好古園内をロケ地に使用しました。
↑そして園内にあるレストラン・活水軒。
このレストランは庭園を見ながらランチを食べる事ができるので、人気があります。
屋敷門をくぐってすぐのところにあるのでわかりやすいです。
レストラン内の様子。
ここも家老屋敷跡公園と同じように正午近くになってくると込んできます。
土日祝などはあっという間に【待ち】になることも珍しくありません。
コツとしては、11時過ぎくらいの早目に入るとよいです。
↑ところで何食べようかな〜と思っていたら、これが目に飛び込んできました。
官兵衛弁当です。
また限定というフレ―ズにも弱かったりします…
ということで、早速オ−ダ−!
↑まず官兵衛の兜を模したどんぶりの中には、そばが入っており、それを中心にいろんなものがセットになっています。
弁当というより定食といったカンジでしょうか。
私の感想ですが、味はもちろんよかったのですが、個人的にはボリュ−ムがもう少しほしかったと思いました。
女性はこれくらいでちょうど良いかもしれませんね。
一日20食の限定でもありますので、やはり早目に入店するのがよいです。
↑そして官兵衛弁当をオ−ダ−した理由のもう一つはこれ。
食後になんと目薬の木から作った目薬のお茶が出てきます!
薬用ということではなく、あくまでお茶なので、目が良くなるというワケではありませんが、他では飲むことができないのでこれも貴重なものですね。
味の感想は、あっさりとしており、苦みなども目立ちません。美味しいです。
ということで、紅葉を見ながらの食事も大満足!
またここでしか味わえないものを味わうというのも旅の楽しみのひとつですね。
姫路城に近いので、是非、セットで訪れたい好古園です。
【好古園の住所】 姫路市本町68
公式サイト ⇒ 姫路城西御屋敷跡庭園 好古園
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